大阪剣友会とは

◆ 大阪剣友会とは

大阪剣友会は古武道を研鑽する非営利の任意団体であり、会で受け継いでいる技術と精神を、先達から後進に伝承する事により存続しています。
経験・性別・年齢などの差異に関わらず、各人の状態に応じた稽古を行っており、稽古を通じて会員の心身の状態を向上させることを目的としております。
また、旧来の道場でよく見受けられる権威主義を廃し、全ての会員が気持ちよくのびのびと稽古に専念できる環境整備を行っています。

◆ 大阪剣友会の歴史

かつて大阪市内に、聖武舘という道場がありました。その道場では、二天一流剣術・竹明流抜刀術・無外流居合兵道といった古武道を稽古していました。
歴史ある道場でしたが、1997年に閉鎖されることが決定したため、その当時の道場の師範を中心として、10名ほどの会員が集まり、新たな会が誕生しました。
それが大阪剣友会です。
稽古の場を東住吉スポーツセンターに移した大阪剣友会は、全会員が楽しく純粋に古武道の研鑽ができる組織作りを目指し、以来21年間に渡って活発に活動を続けました。
縁あって門を叩く者との出会い、故あって会を後にする者との別れ、新旧の交代を繰り返しながらその歴史を積み重ね、今日に至っております。

◆ 大阪剣友会の流派

古武道の道場は他にも多数ありますが、異なる流派を同時に稽古する道場は稀有です。
剣術・抜刀術・居合道は、それぞれ趣旨や稽古内容が異なります。

【 竹明派兵法二天一流剣術 】

二天一流は、歴史上の剣豪として最も有名な宮本武蔵が創始した剣術の流派です。
一般的に二刀流のイメージの強い流派ですが、実は一本の刀で打ち合う型の方が多く、一刀勢法と呼ばれる十二の型が伝わっています。
宮本武蔵は、当時としては珍しい合理主義者であり、「手が二本あるのに刀を一本しか使わないのは合理的でない」と考えたと言われています。
右手に大刀、左手に小刀を持って二本の刀を使うというスタイルが特徴で、二刀勢法と呼ばれる五つの型が伝わっています。

【 竹明流抜刀術 】

竹明流抜刀術は、大阪剣友会だけにしか伝わっていない居合流派です。
介者剣法(かいしゃけんぽう)と呼ばれる、お互いに鎧兜を着込んだ状態での戦闘を想定した居合であり、脇の下や首、篭手の裏側など、相手の鎧の隙間を狙って斬りつけるなどといった、合戦場での戦闘に適した特徴的な動き方が取り入れられています。

【無外流居合兵道 】

無外流居合兵道は、江戸中期に存在した無外流剣術の流れを組む居合流派です。
突きと、下から上に向かって切り上げる逆袈裟斬りが主体であり、徹底して無駄な動きを省いているため、派手さはありませんが、質実剛健な居合です。

◆ 大阪剣友会のメンバー

幅広い老若男女のメンバーが稽古しております。
現在(2019年)の会員数は10名、年齢は10代~70代です。

◆ 大阪剣友会のロゴ

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宮本武蔵の養子に竹村頼角という人物がおり、武蔵が二天一流よりも以前に創始した流派である円明流の業を継いだとされています。
当会の流派が冠している「竹明」の二文字は、この竹村頼角の「竹」と円明流の「明」に由来しています。
当会が用いているロゴマークもこれらの事例を一部踏襲し、「竹」「円」「武蔵の二刀」をモチーフにしてデザインされております。