もう既に5月に入ってしまいましたが、4月号の剣友会だよりです(笑)
ここしばらくは武道豆知識や難しい内容が続きましたので、今回は当会の年間行事に関して書きたいと思います。
当会では、稽古始め・春季審査・演武・暑気払い・秋季審査・忘年会(新年会)・稽古納め、といった行事を行っています。
稽古始めでは、会長が無外流「四方」を抜くのが恒例となっています。
今年一年の会の発展と無事故を祈願し、新たな年の幕開けを新たな気持で迎えるための区切りとなる行事です。
春季審査・秋季審査は、受審資格を得た会員が昇級・昇段を目指し、全力を出し切る場となっています。審査員である役員も受審者と同じく、緊張しながら一挙手一投足をチェックしています。
演武は、日頃の稽古の成果を自他ともに確認する場であり、当会で最も大きな行事と言えるかと思います。大阪市北区にある豊崎神社の夏祭りの期間中に、大勢の参拝者が見守る中で行われます。
暑気払い・忘年会(新年会)では、会員の交流の場として宴席を設けています。稽古内容・武術に関すること・その他プライベートな話題など、普段の稽古の時とはまた違った雰囲気です。
稽古納めは、その年を締めくくる重要な行事です。その年に選ばれた代表者が、会員全員の前で竹明流の「四方払い」を抜きます。
武道の稽古というのは自主的かつ地道に行うというのが本道であるとは思いますが、やはり多少の変化がないとマンネリ化してきますし、節目があることによって稽古の楽しみもより感じることができるのではないでしょうか。
さて、7月には演武も控えておりますので、段々と暑さが増してくる季節ではありますが、共々に精進して参りましょう。
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大阪剣友会
事務局
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