2018年8月 剣友会だより

7月号に続いて8月号も書かせていただきます、事務局の吉田です。

さて、剣豪や刀に関する物語は、小説・映画・時代劇・舞台・漫画などなど、時代劇だけに限らず実に様々なかたちで古くから親しまれています。当会で稽古している二天一流剣術の創始者である宮本武蔵を題材にした物語も、挙げていけばきりがありません。

私が入会する以前のことですが、大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」が放映された2003年には、宮本武蔵への注目度が一気に高まり、当会にも局の取材が来たとのことです。(かつてはその時の記事をWEB上で閲覧できていたのですが、今は残念ながら見つけることができませんでした。)

そして、来年2019年初夏に、新しい武蔵の映画が上映されるそうです!
以下、「映画.com ニュース」からの引用です。

[映画.com ニュース] 世界12カ国で上映された「蠢動 しゅんどう」の三上康雄監督がメガホンをとり、2019年初夏に公開される時代劇「武蔵 むさし」のティザービジュアルが公開された。歴史のうねり、そこで巻き起こる波乱の物語を暗示させるビジュアルには、「本物の武蔵」の文字が躍っている。

三上監督が脚本・製作を兼ねた、史実に基づくオリジナル本格時代劇。孤高の若き剣豪・武蔵(細田善彦)と足利将軍家の兵法で師範を務めた剣法の名門・吉岡一門、鎖鎌使いの宍戸、槍使いの奥蔵院道栄、そして老境に達し剣を極めた佐々木小次郎(松平健)の戦いを群像劇として描く。細田と松平に加えて、目黒祐樹、水野真紀、若林豪、中原丈雄、清水紘治、原田龍二、遠藤久美子、武智健二、半田健人、木之元亮ら、世代を超えた俳優陣が集結する。

ティザービジュアルの公開に合わせて、三上監督は「複雑化する群像劇を、日本映画界に欠かせぬ俳優陣、時代劇映画に精通したスタッフ、オールロケのリアルな映像、武道をベースにした迫力の殺陣シーン、オリジナルの刀の製作など、とことん本物にこだわり、徹底して描きました。史実を事細かく調べると歴史のうねりという一本の太い線となり、武道を探求すると武蔵の勝因が理解できました。本作では、歴史のうねりを縦軸に、武蔵の正義、吉岡一門の正義、小次郎の正義、細川家の正義、公儀の正義の激突を横軸に、過去、誰もが描かなかった『本物の武蔵』の映画に挑みます」とこん身のコメントを寄せている。

「武蔵 むさし」は、19年初夏に全国で公開。

—映画.com ニュースより—

https://eiga.com/news/20180830/5/

「武道をベースにした迫力の殺陣シーン」などは、どのように演出してくるのか、かなり興味が湧くところです。

また、世間で宮本武蔵の注目度が高まれば、当会へのお問い合わせも増え、それに伴って入会者も増え、会全体としても活性化するのではないかと期待をしています。

まだ少し先ではありますが、封切りされましたら、皆様方も映画館へ足を運ばれてはいかがでしょうか。

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大阪剣友会
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